「サルン」「サルーン」「サロン」とも呼ばれています(sarong, sarung)。特にイスラム圏の東南アジアでよく見かけます。
筒状になった布で腰に巻いて使用する民族衣装の部類ではありますが、お土産としても売っています。お土産で買っても日本で衣装として着るのはあまり機会がないかもしれませんが、使いやすい一枚布なので、その使い方を紹介します。
特にイスラム圏で多用されている物なので、インドネシアではよく使用されており、お土産としても販売され、量産されています。
ブルネイに一人旅へ行った際に仲良くなったローカル人にお土産でいただきました。
サルンとは?
サルーンとは、大きい布を円筒状にしたもの、もしくはただ長方形のままの一枚の木綿です。
インドネシアでは円筒状にしたものは主に男性用、輪にしてないものは女性用として用いられるようです。
東南アジアではサルーンが普段着としてよく用いられています。サルーンの特徴としては、木綿で肌触りが良く、通気性・吸湿性に優れています。そのため一年中暑い気候の国では、実用的で、一番涼しいようです。
平均でひとり3-4枚持っているようです。(イスラム色が強い地域であれば6枚以上とか)
日本の文化で考えると、一枚布を普段着できるなんて考えられません。
円筒状、あるいは一枚布をどのようにして着るか?
それはもうプロの技です。(東南アジアの方の日常ですが)一枚布を腰に巻いて使う他、うまく結び目を作って財布を入れたり、端をねじって首に回してドレスのように着たり。
なんか色々、結び方?があるようです。
使い方
なかなかお土産として買っても日本で腰巻や衣装として使用する場面がないと思うので、他の使い方を紹介。
基本的に衣装として作られているので、肌触りも良く、使用シーンは活用次第でいくらでもあります。
砂浜でのレジャーシートとして
布なので芝や土の上での使用は難しいですが、砂浜であれば少し座りたいところに敷くにはちょうど良いです。レジャーシートのように嵩ばらず、砂ハケも良いので使い勝手◎です。
海から上がったらさっと足だけ拭いて持って帰る!というのが一番良い使い方だと思っています。
日除け、羽織り物として
吸水性、吸湿性、肌触り抜群という特性から、着ることはなくても羽織り物としては十分に使えるでしょう。
とにかく夏シーズンのレジャーに使える
上記の特性より、夏場のレジャー(特に海は必須とも言える)には大活躍しそうなアイテムです。
インテリアとして
肌触りが良いので、ソファの敷地なんかにもGood。一気にアジアンテイストに。
お土産には「PT.PISMATEX」がオススメ
PT.PISMATEXは、サルンを製造するトップメーカーです。生産国はインドネシア。インドネシアのサルン市場で42%の国内トップシェアを占めます。
可愛いゾウのロゴが特徴的です。一般向け〜富裕層向けまで様々なラインナップがあり、サイズも様々で、子供用なんかもあります。
日本人が日常的に衣装として着用するシーンはあまりないと思いますが、1枚あれば色々なシーンに使えるので便利です。インテリアとしても良いので、お土産に良い製品だと思います。
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