【伊賀牛】の魅力について知ってほしい。松坂牛にも劣らない地産地消型ブランド牛

三重県

伊賀牛(いがぎゅう)とは、三重県伊賀市名産の牛肉であります。

肉に精通している、いわゆる”ツウ”の人たちはよくご存知なのですが、あまり知名度はありません。しかし、ツウな人ほど「伊賀牛」の評価は高いのです!!!

なぜそんなに美味しいと言われる伊賀牛の知名度が低いのか?それは、出荷頭数も少なく、ほとんどが地元で消費される地産地消となっており、希少価値が高いわけです。

三重にはかの有名な「松坂牛」が存在しますが、松坂牛にも引けをとらない、それが「伊賀牛」であります。

「伊賀牛」初耳の方へ

三重県伊賀市は奈良、滋賀、京都の県境に位置しており、盆地です。
山に囲まれた盆地特有の寒暖差のある気候は、暑さに弱い牛の肥育に適しているようで、肉質の良い牛肉ができるといわれています。
伊賀牛の特徴としては、「鮮やかな肉色」、「芳醇な香りとコク」、「とろけるような柔らかさ」のようです。
そのほとんどが地元で消費されており、伊賀以外ではめったに食べることができません。

”ツウ”こそ知っている伊賀牛、ほとんどが地産地消ですが、肉好きには有名です。
三重県にはブランド牛の頂点とも言える「松坂牛」や、伊賀に近い滋賀では「近江牛」、少し足を伸ばして高級さが売りの「神戸牛」などのブランド牛が周りにあるわけですが、伊賀の人のお正月はもっぱら伊賀牛ですね。
ブランド牛なので安くはないですが、他のブランド牛に比べ、品質とトータルで考えた時にコスパ最強です。

このサシ!!よだれが出ちゃいそう。。。
こちらの写真はすき焼き用でございます。

伊賀牛の定義

「●●牛」と呼ばれるブランド牛は、生まれも育ちもその土地の牛ではないということは近年ご存じの方も多いでしょう。

「伊賀牛」は、以下のように定義されております。
黒毛和牛の雌の未経産牛
② 伊賀産肉牛生産振興協議会の会員である生産者が飼育管理したもの
最終飼育地として伊賀管内(伊賀市、名張市)で最長かつ 12 カ月以上飼育したもの

黒毛和牛の若い雌で、ちゃんとした伊賀の生産者に長期的に育てられた牛ということです。

伊賀牛の流通について

伊賀牛の 75%は、地元伊賀市、名張市の精肉店および家畜商への生体取引となっています。
肥育牛の生体取引は全国でも非常に珍しいとのことで、「伊賀牛」の大きな特長のようです。
15%は、伊賀地域以外または県外の卸・精肉店への出荷で、この場合は通常の枝肉取引で行われます。
残りの約10%は、生体セリ販売で取引されているとのことです。

一般消費者の購入ルート

伊賀内(伊賀市、名張市)であれば、精肉店はもちろん、スーパーでも売られています。一部近場の県外での販売もあります。

いつもお世話になっております、「もりなが」様。
伊賀在住の祖母が送ってくれます。
オンラインで注文もできるようになっています。

お家用のお肉を買う際にはよく買いに行きます。

伊賀でよく聞く精肉店といえば、「いとう」「森辻」「おくだ」「駒井」あたりでしょうか。
モクモクファームも指定販売店になっているようです。

伊賀以外にも伊賀牛を味わえるお店があった!

東京・浅草にある「おりべ」というお店では関西風・伊賀牛すき焼きが味わえると耳にしました。
伊賀以外で営業されているので、よほど伊賀牛の良さを知っておられるお店なのだと思います。
まだ行ったことはないですが、ぜひ行ってみたいものです。コロナ落ち着いたらすぐ行くことに決めた。

ふるさと納税の返礼品にもあります

【ふるさと納税】伊賀牛 すき焼き用(モモ・ウデ・バラ)800g 【すき焼き・お肉・牛肉・モモ・バラ(カルビ)】
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★わたしの小言

伊賀牛って、ちょうど良いんですよ。
もちろんブランド牛なのでしょっちゅう食べれるわけではなく、お正月やお盆に奮発した伊賀牛を家族で食べたりするわけですが、
価格も松坂牛ほど高いわけではなく、サシはたっぷりあるが松坂牛ほどガッツリしていない。
ちょうど良い肉感を味わえるわけです。
肉に精通している方も褒めちぎっていたので、間違いないと思います!

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