ブルネイの主要交通手段について タクシー?バス?電車?配車手配アプリは?

ブルネイ

ブルネイ王国は小さい国ではありますが、日本よりもお金持ちが多く、1世帯で車を3-4台持っていたりするため、公共交通機関のインフラが非常に貧弱です。
人口がブルネイ全体で40万人と小さい国であることと、車の所有率が高い。車を購入する際、政府がほとんどお金を出してくれる国なのだから、公共交通機関に頼らなくても良いのは納得がいく。
それはさておき、先に言っておくと、旅行時のオススメ交通手段はバスか配車アプリ。
本記事では、各交通インフラの事情を記述します。

メイン交通手段について

タクシー

流しはまず捕まらないと思っておいた方が良いです。
空港であればタクシー乗り場があるのでまだ遭遇できると思いますが、タクシー乗り場以外で遭遇できることはあまりないらしい。タクシーの利用はまず諦めましょう。
乗り場があるので一応あるにはあるんですが、ブルネイ王国全体で45台とのことです。

バス

バスはとにかく料金が安い。朝6時から夕方6時までの間で6つのバス路線が走っています。(首都バンダル・スリ・ブガワン)
※東部ライン・南部ライン・西部ライン・中央ライン・環状ライン・北部ライン
初乗り料金は、BND1ドルで先払い制となります。運転手さんに行き先を告げると停まってくれます。
観光目的で使用する路線としては、下記の2ラインがメインになりそうですね。環状ラインは観光地をまわるので安心して乗れる路線。

中央ライン
・15分毎に運行
・ブルネイ国際空港、郵便局、政府機関、公立学校、テラスホテル、シェラトンウタマホテル、ユースセンター、バスターミナル、手工芸品センター、ブルネイ博物館、マレーテクノロジーセンター

環状ライン
・20分毎に運行
・発着はバスターミナル
・国立病院、ジャミ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク、ガドン生鮮市場、センターポイントホテル、政府機関、出入国管理局、スルタン・ハサナル・ボルキア国立競技場、イスラムセンター、スパ セイブ マボハイ、シェラトンウタマホテル、テラスホテル、ユースセンター

空港から市街へのアクセス方法

まず1番のおすすめは、宿泊するホテルの無料送迎サービスを使用することですね。
これが最強。
公共交通機関で行くと、市バスかタクシー、もしくは配車アプリ(Dart)です。
空港から市内までは約8キロ、車で約15分の距離です。結構近い。
一般的な交通手段として、市内へはタクシーかバスを利用するのが大半。
バス乗車経験を積むのもアリですけどね。

電車

ありません。笑
地下鉄計画もあったようですが、誰も使わないので計画はボヤッとしていると思いますが、お金が余っていると思うのでそのうちできるかもしれません。

配車予約アプリは使えるのか

あります。スマートフォン向けタクシー予約アプリ“DART Taxi”です。
UberやGrabなどのメジャーなものではなく、2017年から開始されたブルネイの配車予約アプリです。
タクシー予約のほか、料金見積りやタクシー到着までのおおよその待ち時間等の情報提供サービスも受けることができます。
このあたりの使い方やできることはUberやGrabと変わらないので、慣れている人であれば安心して使用できると思われます。
料金はメーター制で、ブルネイの公共機関が認定しているものなのでぼったくられるリスクも低そう。

”Dart”(ダート)というアプリはブルネイを旅する前にインストールしておくのが良いでしょう。
アプリは、Apple App Store又は、Google Playstoreよりダウンロードができます。
公式サイトはこちら

番外編:水上タクシー

これぞブルネイの醍醐味と感じられるのが水上タクシー(ボート)。
水上集落での最も一般的な交通手段となっております。ブルネイ川沿いから気軽に利用できます。料金は交渉制ですが岸を渡るくらいであれば1ブルネイドルくらい。
水上集落に住んでいる人々の交通手段でもあり、普及しております。
カンポンアイールへ行く水上ボート旅についての記事はこちら。

★わたしの小言

タクシーがほぼないというのが驚き。ま、アルコールも飲まない国だし、背景を読み取ればお金持ちの国ブルネイということで納得。わたしの現地旅の際は、仲良くなった人が車でエンパイアホテルまで言ってくれたり、ボートで案内してくれたりしました。
車の保有台数、政府の車に対する補助金事情などを知ると、羨ましさを感じるほどでありますね。。。

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