【映画レビュー】ノマドランド-旅行好きが国際感覚・冒険精神を忘れないために見てみた

雑記

ノマドランド見てきました。2021年アカデミー賞「作品賞」受賞作品です。
単なる雑記。

普段あまり映画にすごーく興味があるわけでもないが、家で動画配信で良いものを見つければ見るし、良さげなタイミングで映画がやっていれば見る程度。
飲み屋で「ノマドランド」がアカデミー賞とったねーなんて話を聞き、内容をほんのり聞いていたら興味が湧いてきたわけで、
それで思い立って映画館に見に行ってみました。

結論を先に申し上げると、好きな人は好き、興味がない人は、つまらないのだと思う。
わたしは前者だったので、特別なものを感じました。
その理由と感じたことを書いていきますが、今まで出会ったことのない作品。

 

そんなわたしが興味を持ったポイント

  • キャンピングカーでの高齢者たちのノマド生活
  • 役者は2人だけ。あとはリアルに生活している人
  • ロードムービーならではのアメリカの壮大な景色が映されている

これらに興味がある人は、好きなになる作品なのだと思う。

これらの情報を教えてもらい、すぐさま見ること決定。
ノマド(遊牧民)生活にも興味があるし、役者が二人だけなんてどんな映画なんだという興味と、
アメリカの壮大な景色が映されているのなら映画館で見るほかないなーと思った次第。

公式YouTubeに特別映像あります
https://youtu.be/vEmREnr44qQ

実際のノマドたちがリアルを教えてくれる

スリー・ビルボード演じる「ファーン」が、実際のノマド達の中に身を投じて交流していく、ドキュメンタリーのような感覚の映画。
主人公ファーンは長年住み慣れた住居も失い、旦那も亡くしたという背景から遊牧民”ノマド”の生き方を選択している。
ノマド生活(キャンピングカー生活)をしているファーンを心配する周囲の人々の様子、
季節労働の現場(主にアマゾンの配送センターが描かれている)の様子、
ノマド同士の交流の場などの様子がリアルに描かれています。

この時代だからこそ共感を呼ぶ作品

2020年〜2021年、コロナという今まで誰も経験したことのない状況に陥り、自分の人生を俯瞰することが多くなったこの時代と、
少子高齢化による雇用の変化などから、高齢者の労働の選択という観点でもかなり共感できる点が多いのではないだろうかという作品。
正直、物語がドキュメンタリー調になっているので緩急がなく、眠くなる人も多いと思う。
しかし、シーンは変わって行き、出会う人も変わっていく。
それぞれが理由があって「ノマド」生活を選択し、それぞれの生き方が描かれている。
それがリアルにその生活をしている一般人を役者として採用しているのだから、それを知ってみると面白い。

 

Naomi
Naomi

旅行にも行けなくてうずうず、在宅勤務ばかりでうずうず、
そんな時に見て、決して元気が出るわけじゃないけど、いろいろと考えさせられる作品でした。

元気になりたい時に見る作品ではないかもね。

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