英会話の先生がガイアナ人で、国のことをいろいろ教えてもらった際にギニア三国について興味を持ちました。
「スリナムって日本人の旅行先にぴったりだと思うよ」って言われ、興味が湧いてきました。スリナムなんて日本人に馴染みがなさすぎる。。。
旅行好きな私ですが、コロナ収束後にどこへ行こうかな〜なんて頭の中でリストをあげたりしていましたが、ギニア三国なんて思ってもみなかった！！
しかしいろいろ教えてもらって、興味が湧いてきました。
次に行きたい国々のリストのひとつとして、「スリナム」の下調べをしておきます。
スリナムってどこ？
南米最小の国。南米大陸の北側に位置します。
首都はパラマリボ。
この地域（首都近郊）は、一年を通して温暖な熱帯雨林気候に属している地域です。
旧オランダ領ということもあり、コロニアル様式の建物が所々に見受けられ、欧州の雰囲気を感じられるようです。
基本情報
• 民族：
ヒンドゥー系37％，クレオール系31％，ジャワ系15％，マルーン系10％，先住民系2％，中国系2％，白人1％
• 言語：
オランダ語（公用語），英語，スリナム語，カリブ系ヒンディー語，ジャワ語
• 宗教：
キリスト教（プロテスタント，カトリック等），ヒンドゥー教，イスラム教等
日本人、観光客っているの？
（２０１５年情報なので少し古めですが。。。）
・スリナムにおける在留邦人数 ：7人
・在日スリナム人数 ：6人
・日本からスリナムへの観光客数 ：170人（年間）
少ない！！まじか〜〜
遠いし、マニアックですからね。
①日本人観光客が少ない
②特殊文化、英語圏通じる
③治安良い
これらの条件は、わたしの興味を引き付けてくれます。。。
スリナムが旅行先としてオススメな理由
まさかスリナムを旅先にオススメされるなんて！オンライン英会話の先生がお隣のこれまた珍しいガイアナ人ならではの発想で新鮮。
なぜオススメなのか？その理由の事実レベルを調べてみました。
「オランダ圏だけど英語も通じるよ」 →ホント
上記の通り、南米はほとんどの国がスペイン語、ポルトガル語であるにもかかわらず、
ギニア三国は英語（ガイアナ）、オランダ語（スリナム）、フランス語（フランス領ギニア）がイレギュラーに並びます。
スリナムの公用語はオランダ語ですが、隣のガイアナの公用語が英語ということや、オランダ語は英語と似ている（オランダ語の派生が英語）こともあり、なまりはあるようですが、英語もほぼ通じるでしょう。聞き取りにくいと思いますが、旅行程度なら大丈夫でしょう。。。
「治安も良い」 →ホント
（外務省海外安全HPより）
色が濃いところほど、危険度指数が高いです。ベネズエラは世界的に治安が悪いで有名ということもあり、南米＝危険のイメージもありますが、スリナムには特に危険勧告は出ていません。
とはいえ南米。国境付近や首都の裏路地などは治安が悪いとのことなのでご注意を。
国境付近は特に危ないところも多いようなので、陸路での入国は控えた方が良いとのこと。
「料理が美味しいよ」 →ホント
いやいや、南米の料理なんて〜〜、と思っちゃいましたが、やはり料理って文化の背景の影響が大きくて面白いです。
スリナムは、人種のるつぼ。ジャワ系、インド系が多く、料理の基盤はアジアということで、米文化なのです。
気候は熱帯気候に属し植生豊かであること、海や川に恵まれていることから、料理のバリエーションも豊富。
お隣のガイアナでは、現地人が無理して中華作ったりしているから、あまり美味しくないと言ってました。
ガイアナ人お墨付きの、スリナム料理♪
世界遺産
スリナムには、世界遺産リストに登録された文化遺産が1件、自然遺産が1件あります。まずはその２件から。
パラマリボ市街歴史地区
聖ペトロ・パウロ大聖堂
スリナムに行く機会があるとしたら、必ず通ることになるでしょう。
首都パラマリボの一角、パラマリボの歴史地区には、木造建築を誇る大聖堂や砦などの歴史的な建造物が数多く残されており、2002年に世界遺産に登録されました。
ユネスコのギャラリーで写真が見れます！
http://whc.unesco.org/en/list/940/gallery/
趣のある街並みでありながらも、南米らしい陽気でフレンドリーな人々。文化がミックスされていて面白い。
中央スリナム自然保護区
スリナム中西部の160万ha、国土の11％を占める原生熱帯雨林からなる広大な自然保護区です。
この熱帯雨林には多様な植物が存在し、現在までで約6000種が発見されています。
ジャガーやオオアルマジロ、オオカワウソ、バクやナマケモノなどの地域に特有な動物や400種の鳥も見られるそうです。
行ってみたい。。。
行き方
日本からの空路で、直行便はありません。
ニューヨークやマイアミを経由し、さらにカリブの島で乗り継いで行くのがメジャーなルート。
所要時間は乗り継ぎ時間を除いても23時間30分～29時間。乗り継ぎ込みで２日くらいかかるかな？
旧オランダ領だったため、オランダとの国交は多いということもあり、アムステルダム経由でKLMオランダ航空（KL）が運行するフライトがあります。
こちらは週4便、所要時間は乗り継ぎ時間を除いて約20時間40分。
★まとめ
スリナムは、南米大陸の中でも特異性がかなりある国だと言える。
南米大陸のほとんどがスペイン語、ポルトガル語が公用語という中、オランダ語を公用語とする時点で異質であるが、特に特殊なのが民族構成。
この特異的な民族構成は、世界的にも珍しく、特殊な文化を形成してきたのでしょう。
深い。面白い。
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